「ありがとう」+「すみません」=「ありがとうございません」。
檀ふみ著『ありがとうございません』
檀ふみ著『ありがとうございません』
私にとっての檀ふみはエッセイストや司会者のイメージが強いのですが、
本業は女優だったのねぇ。
ご無礼の段、平にご容赦を。
本業は女優だったのねぇ。
ご無礼の段、平にご容赦を。
で本書は日本経済新聞と日経流通新聞に掲載されたコラムをまとめたエッセイ集。
文章から人柄が伝わってくる・・・というか
外見同様伸び伸びとした雰囲気の著者の
外見からはわからないホワ~ンとしたボケーッとした部分。
銀行で自分のキャッシュカードの暗証番号がわからなくて、
警備員に尋ねるあたりはもう浮世離れしているというか・・・。
基本3ページくらいのボリュームに毎回オチがあり、
心地よく読めて思わず微笑んでしまう全六八編。
やはり頭のいい方だと改めて感心。
文章から人柄が伝わってくる・・・というか
外見同様伸び伸びとした雰囲気の著者の
外見からはわからないホワ~ンとしたボケーッとした部分。
銀行で自分のキャッシュカードの暗証番号がわからなくて、
警備員に尋ねるあたりはもう浮世離れしているというか・・・。
基本3ページくらいのボリュームに毎回オチがあり、
心地よく読めて思わず微笑んでしまう全六八編。
やはり頭のいい方だと改めて感心。
「ありがとう」の変わりに「すみません」ということはできるが、
「アイム・ソーリー」は「サンキュー」の代わりには使えない。
・・・確かにそう。
「アイム・ソーリー」は「サンキュー」の代わりには使えない。
・・・確かにそう。
途中でポケベルが回想ではなくリアルタイムで登場。
元々の連載が1992~1997年と聞けばそれほど不思議ではないのですが、
一冊の本として読むと時系列ではない分、ちょっと混乱。
元々の連載が1992~1997年と聞けばそれほど不思議ではないのですが、
一冊の本として読むと時系列ではない分、ちょっと混乱。
"感動を伝えるのは難しい。
よっぽどの文章力が必要である。
幸せよりも不幸せのほうが、共感を呼びやすいのではないだろうか。"
(「はじめに」)
よっぽどの文章力が必要である。
幸せよりも不幸せのほうが、共感を呼びやすいのではないだろうか。"
(「はじめに」)
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